Ienowa
- ブランディング
- ロゴデザイン
- グラフィック
Creative direction / Design/Concept/Copy 川野裕一郎
商品の価値とは?

いいモノが安い。
2000年からの10年ほど、商品の価値基準は、安いけど良いものを。
安さという言葉に振り回されながら、いいものを作る。世の中は、ファストブランドやアウトレット商品などの需要が高まります。
いいモノの価値基準が安さありき。
商品が良くても安くなければ売れないし、安くてもちゃんとしてなければ、売れない。
販売するお店としては、なかなか厳しい時期が続きます。
結果、どのお店でも同じような商品が同じくらいの価格で売っている状態。
そんな中、2010年以降、ブランド化の風が吹きます。どの分野でも「商品の価値とは何か?」と向き合い、自社での開発が進みます。
価格競争だけの販売対抗戦はここから終わろうとしていました。
2012年、ienowaという新しい家具ブランドをつくることになりました。
安いといより、買いやすく手が届く価格帯。デザイン性。買いたいと思えるもの。個性的。愛着。
商品を開発するにあたり、どんな人に向けてどんな商品を作るのか。
打ち合わせを重ね、色々と話し合いをしながら、商品の方向性を決めました。
永く使ってもらえる一生モノの家具をつくるということで、コンセプトは「ずっと先まで愛着を」に。
ずっと一緒に過ごしていると家具も家族ようにあるべき存在になります。
家具を通じて、家族の和をつくる。次の世代にもつなぐような輪をつくる。
そんな思いから名前を ienowa(イエノワ)と名付けました。



